前回は、ポケモンのデザインが生まれる会社ゲームフリークがどのように最初の151を生み出したか「赤・緑」発売以前までをまとめた。
次に、現在とは異なるビジュアルがどう変化していったか、プレイヤーにとって影響の大きな表現や環境の"段差"を確認する。
「ポケモンらしさ」比較に使用される画像が後年描かれたものであることは、アンケートの意見分析の際に触れたとおりだ。
まずはゲームフリーク杉森 建氏によるアナログの水彩塗り公式アートから、同氏のデジタル塗りの公式アートに切り替わった時代を順を追って確認しよう。
--コロコロコミックとゲームの普及 --ポケモンカード --「青」と海外版
--ポケモンに組み込まれた生命感
--アニメの影響とピカチュウ版 --金銀開発難航とアニメ事情
--第2世代 金・銀 --マイナーチェンジ版 クリスタル
--公式アート デジタル彩色への変化 --推察:何故デジタル彩色になったのか?
ゲームボーイアドバンス時代の空気感
--ドット絵からイラスト先行のデザインに --デザインの ゲンテンカイキ
--モンスターの先駆者 妖怪 --生命誕生・進化をより意識したモチーフ
--デザインの幅の試行、人型のポケモン --解像度向上と複雑さへのブレーキ
--赤緑〜RS デザイン変遷 まとめ
--概念と化したインドぞう
長い…