2020年4月22日水曜日

ポケモンらしさ-3_デザイン史〜初代開発史編

ポケモンの歴史を把握する


これまで「ポケモンらしさ」に関するアンケートを実施、その回答や寄せられた意見を分析してきた。

古参寄りか新参寄りか、現役プレイヤーか否か、プレイした本編タイトル経験数は、回答結果や意見記述に用いる単語の傾向に影響を与えていた。
またウワサされている「らしさの変化」の実態を検証し、関連意見に認知の歪みが存在していることも確認した。

20年以上続いた作品、900種以上数の増えたデザインに対し、生じた疑念に対して正確な情報を探すことも難しい。今回は、誤解が多い点をピックアップしながら「公式の情報源」をまとめていく。

その上で、アンケート回答者が感じた変化が、それぞれどこからなのか確かめてみよう。


--ポケモンのデザインを作っている会社
--ポケモンの著作権表記
−デザインの歴史
--プロトタイプ・カプセルモンスター
--モンスターボール
--はじめは ウルトラ怪獣
--製品版に残る開発過程の痕跡
--タイプ・伝説・進化系・御三家などの概念
--直接ドット絵を描いてデザインしていた
--公式アートによるキャラクターの解像度の向上

2020年4月12日日曜日

ポケモンらしさ-2_意見分析 マスコット感検証

アンケートの意見を解析しよう

実在動物のジュゴンはアシカではない。

謎の概念「ポケモンらしさ」調査の続き。

前回のアンケート集計結果では、原作ゲーム(本編)を現役でプレイしてない回答者ほど、新しいポケモンに「らしさ」を感じないという、至極当然な傾向が確認できた。

今回は、主にアンケートの記述式投稿の意見内容を、品詞分解を使いながら解析していく。

※4/12 21:20 語句修正  イレギュラーパターンの画像一枚追加

-それは「ポケモンのらしさ」なのか「私の好み」なのか
-アンケート頻出単語を抽出
-らしさは細部に宿るか
-ポケモン画像の名称の定義


2020年3月28日土曜日

ポケモンらしさ-1_アンケート集計結果

ポケモンらしさとは…?


『ポケットモンスター』(以下ポケモン)シリーズは23年以上続き、日本国内のみならず世界的に有名なキャラクターコンテンツとなった。その種類は890種を超える。

盛況に見える中でも、昨年のようにゲーム完全新作の発売と共に新しいポケモンが追加されると、そのデザインに対し「最近のポケモンは ポケモンらしさが失われた」という声が少なからずあがる。前回の完全新作が発売された2016年にも聞いた気がする。2013年にも、2010年にも…


…最近ってどこからだろう?


長期継続するシリーズでは、作品の方向性や表現の変化は避けられないだろう。
大きな転機が存在するとしたらそれはいつか、実際にどこが変わってしまったのか。

ゲームやアニメに常に張り付いていけるとは限らず、人は熱中したり離れたりするものである。
触れる時期にブランクがあればその変化に驚くのは無理がないだろう。
変わったと感じる声は どのような傾向の人々に多いのか。


長年気になっていたのでアンケートを実施してみることにした。


※3/29 22:00 引用意見の末尾に年代、クラスタを追記 前後の〜表記は前略攻略
4/12 第2回の内容にあわせて情報量を修正。(掲載画像を一部 次回分に移動)

2019年10月30日水曜日

アローラたかさ図鑑 目次

c95で頒布した非公式アローラたかさ図鑑をこちらで電子版を無料公開した。
各ページのQRコードから飛ぶように記事を組んでいる(紙版でないと使い物にならないだろうが)。

2020/3/29 公式ソースがきたのでこちらを見たほうが早いと思います。


以下目次

4-5 ねずみ
6-7 ねこ ふくろう
8-9 いぬ こうもり
10-11 きつね ノーマル
12-13 ピンク ヒヅメ
14-15 進化 適応 細胞
16-17 妖怪 幽霊
18-19 付喪神 人形
20-21 人工 類人猿
22-23 ヒトガタ
24-25 格闘
26-27 しょくぶつ
28-29 こんちゅう
30-31 クモ カニ
32-33 すいちゅう その1
34-35 すいちゅう その2
36-37 すいちゅう その3
38-39 たかさ最大のポケモン
40-41 かせき
42-43 かせき、爬虫類
44-45 ドラゴン
46-47 怪獣
48-49 砂漠
50-51 鉱物 宇宙
52-53 星の進化
54-55 日食 月食
56-57 Zパワーの源
58-59 ウルトラビースト その1
60-61 ウルトラビースト その2


2018年12月14日金曜日

アローラたかさ図鑑 p58-59解説 ウルトラビースト その1

P58


コードネームUB01 PARASITEは、エーテル財団のモーン博士がコスモッグを研究中、ウルトラホールの向こう側に存在するウルトラスペースと共に初めて観測した「ウルトラビースト(UB)」である。空に穴があく現象としてのウルトラホールとそこから現れる化物に関しては、古代アローラの時代から存在が記録されているが、エーテル財団が発見した種識別用にUBのコードネームが用意されている。
図鑑登録名:ウツロイド 1.2mは一番長い触手の先端から頭頂までを計測する。主人公の初戦闘時は名称が??????となっていた。帽子のような構造をした体でそのまま他の生き物の頭部へ取り憑き、寄生する。寄生された宿主は神経毒の効果により、潜在する能力を十分に引き出す代わりに自制心を失ってしまう。
 ルザミーネに寄生し大幅に変形したウツロイドの姿も掲載した。たかさが正確にどのくらいになるかは不明なので参考程度に。(王族の血筋にのみ伝えられる秘密故に)理由がわからないまま失踪した夫・モーンを取り返すため、コスモッグによる人為的なウルトラホール展開実験を繰り返し、次第に目的が(夫と共に発見した)UB自体へ倒錯、固執していったのがSMにおけるルザミーネ代表なのだろう。彼女のこのとち狂い方にはウツロイドの神経毒による効果を感じずにはいられない。早い段階で少なからず影響を受け、ウツロイドに都合の良い行動に誘導されていたのかもしれない。
USUMでは彼らの元生息する世界はウルトラディープシーと呼称される。
UB02 EXPANSION マッシブーン2.4m 触角含めない頭部トゲまでのたかさ
UB02 BEAUTY フェローチェ1.8m 触角含めない頭頂までのたかさ
UB03 LIGHTNING デンジュモク 3.8m 公式絵ポーズで全高
彼らの元々住んでいた世界、ウルトラプラントは、植物と工業地帯のダブルミーニングなプラントなのがなかなかに憎い。
P59
UB04 BLASTER テッカグヤ 9.2m 頭頂先端までのたかさ
UB04 SLASH カミツルギ 0.3m 足から頭部飾りまで

アローラたかさ図鑑 p56-57解説 Zパワーの源

P56


はじめに

このブログについて ポケットモンスターシリーズの世界観について、1人のファンが非公式に考えたことをまとめていくブログです。自身の意見の全容がわかるように置いておくのが開設理由です。 主に オリジナル である ゲーム (株式会社ゲームフリーク開発の本編) を中心 に、派生ゲ...