ポケモンのデザインが話題にあがる際、引用されるのは基本"公式イラスト"だ。ポケモンキャラクターは様々なメディア、クリエイターによって多様に描かれるが、その原作・デザインの基準にあたる。
"公式イラスト"が描かれた時期は、新旧10年以上開きがあり、絵柄の変化、絵の更新、描き手が交代したものも含まれる。デザインそのものの単純比較が難しいことはこれまでの記事で纏めてきた通りだ。
その"公式イラスト"をこれまで多く手掛けてきた杉森建氏は、書籍「ポケモンカードゲーム イラストコレクション」(2014)で"公式イラスト"について語っている。
-ポケモンの公式イラストとポケモンカードゲームのイラストの特徴や作画時のポイントを教えてください
公式イラストは、ポケモンを紹介する役割があります。このポケモンはこういうすがたをしていて、こういう行動をするとか、そのポケモンの個性を1枚のイラストで全部見せないといけません。そのため、平均的な構図やポーズになってしまいがちです。
かたやポケモンカードゲームは、場面を切り取ったような絵なので、攻めたイラストを描けます。カメラがすごく寄ってもいいし、アングルも自由です。迫力さえ出れば、ポケモンの体をすべて描かなくてもOKになります。特別なワザを出しているところなど、ポケモンのさまざまな面を描けます。そこが面白さですよね。/ポケモンカードゲーム イラストコレクション(2014)
ポケモンカードイラストはいわゆる"派生"だが、今回は"本家"でもある杉森氏によるカード描き下ろしイラストに注目してみよう。
カードゲーム自体はこどもと軽く遊ぶ程度の熱心なプレイヤーではなく、イラスト愛好家な視点になる。さほど詳しいわけではないので間違った言及があれば指摘頂ければ幸い。
Illus.Ken Sugimori のポケモンカード
本文中、ファイアレッド・リーフグリーンはFRLG、ハートゴールド・ソウルシルバーはHGSSと略す |
青版公式アートを加工した「カスミのタッツーLv.16」イラスト |
「ポケモンらしさ-4_デザイン史・赤緑〜RS」でも比較したとおり、青版アートは第2のイラストとして"平均的な構図やポーズ"より活き活きとしたイラストなのが特徴だ。杉森氏の言葉で言えばポケモンカード的に攻めたイラストとも言える。
ゲーム発売前後 公式アートのない瞬間
ー最初に公式イラストが必要になったのって、 何のためだったんでしょう?
杉森 『ポケモン赤・緑』の最初の攻略本で、アスペクトから出た『ポケットモンスター図鑑』に全ポケモンのイラストを掲載したいと 言われて描いたのが最初ですね。でも、その段階ではポケモンの原画ってドット絵しか存在しなか ったので、そのドット絵から全部自分の絵として描き起こしていったんです。ちょっと気にくわないところは修正したりして(笑)それで全部自分のキャラクターらしくしたのが、以後、僕がすべてのポケモンのテイストを統一させるようになったきっかけですね。/『杉森建の仕事』(2014)
書籍『ポケットモンスター図鑑』中身をとりあげたこちらの記事も参考頂きたい。 |
<前略>『ポケットモンスター赤·緑』の発売前で、ポケモンのゲームアートや設定がありませんでしたから、モノクロのドット絵で描かれたポケモンたちに、テストとして色を付ける作業から始めました。そのうちにポケモンのゲームアートが揃ってきました。<後略>/ポケモンカードゲーム アートコレクション(2016)
(これらの書籍からの出典は以下、イラストコレクション・アートコレクションと表記する) |
石原:元々ドット絵とイラストだったキャラクターを、バンダイでガシャポンで売り出すときに立体化しなくてはいけなかったんです。そのときに杉森君は山のようにポケモンの後ろ姿を描かされたんですね。
杉森 : 今まで気分で描いていたポケモンの背中のトゲの本数まで決めなくてはいけないんですから。/絶対ゲームボーイ読本 ポケモンの生みの親座談会(1998)
アナログ彩色のカードイラスト
上段「スターターパック」(1996/10) ミュウLV.8「小学館コロコロコミック 97年2月号」付録(1997/1) フジろうじん「化石の秘密」(1997/06) |
最初期のイラストがアナログ手描きであることは杉森氏の言及がある。絵の具と説明されているがポケモン以前から「カラーインク」を愛用されていたようだ。
ポケモンカードゲームでも「ミニスカート」(ポケットモンスターカードゲーム第1弾)の頃は手描きで、絵の具で色をつけていました。/イラストコレクション
同じアナログ彩色のカードとして並べたが、「オーキド博士」は描き下ろしではなく、ゲーム付属の取扱説明書に切り取りなしの全身イラストが掲載されている。人物公式アートと判断し、収集対象から外したため所持しておらず、後年の「オーキド博士のヒント」で代用させてもらった。(昔持ってたのは紛失…)マサキも同様に、カード化以前に攻略本「ポケットモンスター図鑑」にイラストが掲載されているためカードオリジナルではない。同書にはミニスカートのカードと異なるイラストも掲載されている。
謎のカードオリジナルキャラクター・にせオーキドはかせは後にも数枚描かれることになる。杉森氏の発案なのだろうか。
(カードのファイルを見ながら)「にせオーキドはかせ」(ポケットモンスターカードゲーム第1弾)も描きましたね。にせオーキドはかせは、ポケモンカードゲームの貴重なオリジナルキャラクターですからね。しかし「にせ○○」って完全に昭和の発想ですね、これ(笑)。/イラストコレクション
ポケモンの公式アートにデジタル彩色が使われたのはルビー・サファイア(2002)からだが、杉森氏はカードイラストではより早い時期にデジタル彩色に切り替えており、着彩までアナログで描ききられたものは、掲載した以上の数種のみである。
ミュウLV.8
たしか「コロコロコミック」の付録用だったと思います。カラーインクでアナログ描きをしている後期です。 ミュウ発見みたいなイメージですが、ギアナがどんなところなのかは知りません。/アートコレクション
ミュウのプロモーションカードは、氏の背景込みのアナログイラストとしても珍しい。
イラストがデジタル塗りに
第4弾「ロケット団」 (1997/11) |
何度も公式イラストなどで同じポケモンを描き続けていた杉森氏は「わるいリザードン」についてこうコメントしている。
リザードンというキャラクターの特徴を1枚の絵で見せるには、尻尾の炎を同じ枠内に描くのがベストなのですが、正面からの構図がネタ切れ気味だったので、尻尾なめのバックショットにしてみました。悪い感じとも合っていて、良いと思います。/アートコレクション
ポケモンカード独自の展開が、本来見ることのない面を引き出していて面白い一例。
描き下ろしの宝庫 ポケモンジム
1998年からは「ポケモンジム」シリーズが展開され、原作ゲームのジムリーダーたちに焦点があてられる。ゲームのデザイナー本人によるイラストが多数収録され非常に楽しいシリーズだ。
ポケモンイラストも新規に多数描き下ろされた。ここでは割愛したが、当時ゲームフリークのデザイナーにしだあつこ氏本人によるイラストも多く収録されている。
ポケモンジム第1弾「ニビシティジム タケシ」(1998/04)ミュウツーの逆襲 ジャンボカード「コロコロコミック1998年5月号」付録 |
第2弾「クチバシティジム マチス」(1998/07) |
遠藤氏:田尻くんは、CEDECに出てくれたときですよね。杉森くんはもっと前だな……
確かそのとき、ちょうどアニメが始まって、あのピカチュウを見て「あんなのピカチュウじゃねえや」と言って、こう、もっと目がキリっとしたワルい雰囲気のピカチュウを描いてもらったんですよ。
杉森氏:……え、そんなこと、ありましたっけ?
一同:(笑)
遠藤氏:あった、あった。「絶対に、ゲームのピカチュウのほうがカッコいいよ!」と言って、描いてもらったんですよ(笑)。僕は主人公キャラが好きな人間なんで、ピカチュウには思い入れがあったんですよ。
杉森氏:ありがとうございます(笑)。「ゼビウス」がなければ「ポケモン」は生まれなかった!?「ゲームの企画書」第一回
第2弾「タマムシシティジム エリカ」(1998/07) |
CD付き楽譜「ポケモンひけるかな?」(1998/07) |
ジム拡張パック第1弾「リーダーズスタジアム」(1998/10) |
ちなみに「エリカの親切」のイラストには杉森氏のこんなコメントがある。
なんかツッパリが捨てられた子大に優しくしてるところを偶然見てしまってヤダ○○クンって、優しい……ドキ……的な場面を目指しました。性別逆ですが。/イラストコレクション
ジム第3弾「グレンタウンジム カツラ」「ヤマブキジム ナツメ」(1999/02) |
ジム拡張パック第2弾「闇からの挑戦」(1999/06) |
ジム拡張パック第2弾「闇からの挑戦」(1999/06) |
任天堂公式ガイドブック(1996/04)掲載 没カツラ / アニメのカツラ(1998/08) |
杉森氏の描いたカントー地方ジムリーダー(+ワタル)の変遷 |
サカキのニドキングのポケモンイラストは青版公式アート流用 |
NINTENDO64「ポケモンスタジアム2」(1999) |
下段は2000年頃に発売された海外版。 |
ゲームもカードも第2世代 ★neo
「金・銀」発売記念プレミアムファイル(1999/12) |
プレミアムファイル2(2000/07) |
(時期が前後するが)、ウツギはかせ、クルミ「金、銀 新世界へ...」(2000/02)
エンテイ,ライコウ,スイクン,ポケモン育て屋夫婦「めざめる伝説」(2000/11)
ロケット団の暗躍、にせオーキドの発明「闇、そして光へ...」(2001/04)
カードイラストにいくつか杉森氏のコメントがある。
「ポケットモンスター」シリーズは、ゲームボーイ向けに発売していた頃は、サブキャラクターの公式イラストを用意することが少なかったんです。ゲーム中でも、キャラクターグラフィックは汎用的なドット絵を使用し、名前だけ変えたりしていました。
「ポケットモンスター金·銀」に登場する「クルミ」などから、サブキャラクターのイラストを描けたのは楽しかったですね。/イラストコレクション
エンテイ,ライコウ,スイクン
パッケージにも使われた絵です。3体セットで威厳があって神々しい感じになるように気をつけました。/アートコレクション
ポケモン育て屋夫婦
子供が独り立ちして今は二人暮らしの老夫婦が仕事を終えたイメージです。夕景っていいもんですよね。/イラストコレクション
カードイラストではじめて解像度があがったクルミのような、本編サブキャラクターの描き起こしは、杉森氏イラストの楽しみのひとつだ。
描き起こされた「ロケット団の暗躍」カードイラストの幹部は「ポケモンスタジアム金銀」(2000/12)で先行して描かれている。「スタジアム」も「暗躍」も、本編「金・銀」のドットグラフィックとは女性幹部の髪型が左右反転している。ゲーム取扱説明書マサキの全身イラスト(1999/11)/「マサキのメール」(2001/04) |
コレクション難関…
杉森絵カード収集は元々所持していたものに加え10年かけて少しずつ進めていたもの。
以下ぐだぐだしていたらどんどん高騰してしまって未だ手を出せていない。
所持してないのでオークション等から拾った画像ですいません |
コイキングLV.10 小学館学年誌「タマムシ大学ハイパー博士試験」賞品(1998/12 後年★web版もあり)
ひかるコイキング,ひかるギャラドス「めざめる伝説」(2000/11)
ひかるヨルノズク,ひかるハガネール,ひかるバンギラス「闇、そして光へ...」(2001/04)
カード収集は恐ろしい世界だ。
★VS ジムリーダー
ここから裏面のデザインが現在のものに変わった。Illus.Ken Sugimori表記ではないが、このシリーズのために描き下ろされた人物イラスト多数のため「ワザマシン」も揃えてみた。
ポケモンカードe
右4枚は再録版で代用 |
ウツキはかせの育てかた カードe基本パック(2001/12)今見るとマンガの1コマみたいで面白いですね。ウツギは僕の中ではかなりおっちょこちょいキャラなんだと思います。海外でサイン会をすると、このカードにサインしてくれと持ってくるお客さんがなぜか多いのですが、このウツギが僕に似てるということらしいです。/イラストコレクションモノマネすめ ポケモンカードe 基本パック(2001/12)マンガみたいにセリフや動きがあれば別ですが、一枚でモノマネしてるところを表現するのは意外と難しいということがわかりましたので、割り切ってコスプレを出していくことにしました。/イラストコレクションマサキのメンテナンス ポケモンカードe 基本パック(2001/12)メンテナンスしているのは赤線で例のヤバい事故を起こした転送装置です。そりゃメンテした方がいいと思います。口にくわえているのは、何かリセット用のピンみたいなモノです。 /イラストコレクション
アニメ無印#37他 イミテ(1997/12〜) |
モノマネむすめは「赤緑」や「金銀」に登場したヤマブキシティの住人。髪型はアニメの登場人物イミテを意識したと思われる。元のキャラデザインがどなたによるものかはわからない。カードイラスト内のロケット団のコスプレは「ロケット団のワナ」のセルフオマージュになっている。
拡張パック「地図にない町」(2002/03)「海からの風」(2002/05)など |
サイキッカーやジャグラーなどゲーム登場のモブトレーナーだけでなく、カードオリジナルの行商人などの人物も登場する。
ー杉森さんが描いたイラストの中で お気に入りのカードを教えてください
「森の番人」です。このカードを選んだ理由は、単純にそれまでのイラストと描き方を変えた、という点なんです。僕はかつては漫画家志望だったので、絵は漫画の手法で描いてきました。つけペンで主線を描いて、淡い色を塗る手法です。ポケモンの公式イラストも、初期はこの手法で描いていました。そのため、絵の芸幅は広くないんです。しかし、ポケモンカードゲームのイラストレーターの皆さんの作品は芸の幅が広くて面白い。自分も違う手法に挑戦してみようと思って描いたのが、「森の番人」なんです。
(中略)ビデオゲームでいうと「ポケットモンスター 金·銀」の時期からパソコン向けの画像編集ソフトを使い始めて、少しずつ操作に慣れていき、だいぶ使いこなせるようになったタイミングで、「森の番人」を描きました。/イラストコレクション
線画を取り込まず、(いわゆる厚塗り的に)フルデジタルで描きあげたのがこの「森の番人」からのようだ。
ADV・PCGシリーズ
杉森氏のコメント抜粋
ミツルの育成 ADV「砂漠のきせき」(2003/4)
体の弱かったミツルがラルトスとともに元気になっていく感じですが、ちょっと背景処理は元気すぎたかなーという気もします。もっとほんわかにすればよかったです。/イラストコレクション
マユミの姉のアズサはGAMECUBE「ポケモンボックス ルビー&サファイア」(2003/05)向けに杉森氏が描いている。10年後の3DS「ポケモンバンク」(2013/12)で再登場し妹に遅れてカード化した(XY BREAK「青い衝撃・赤い閃光」2015/05)が、こちらの新デザインの公式アートは水谷恵氏によるものだ。現在は複数のイラストレーターが公式アート作画に関わっており、描き手が判明するのがポケモンカード下部の表記というパターンが多い。
RS戦闘グラフィック(2002)/ORAS大村祐介氏?(2014)/なぎみそ氏によるSRフルアート(2018) |
「蒼空の激突」(2004/07)「ロケット団の逆襲」(04/10) 「まぼろしの森」(05/06)「ホロンの研究塔」(05/10)など |
DPシリーズ
「湖の秘密」(2007/03)~「フロンティアの鼓動」(09/03) |
杉森氏コメント抜粋。シンオウ地方のあずかりシステム管理人ミズキのデザイン解像度の上げかたが興味深い。
ミズキの検索 DP「湖の秘密」(2007/3)
ゲーム中のミズキは固有の絵がなく、バトルガールのグラフィックがあててあったため、遠くからの見た目はバトルガールと同じでありつつ、バトルガールとは真逆の文化系な感じをいかに出すかを考えで絵の雰囲気をつくりました。後ろのニャルマーは目を覚ましたらマグカップをひっくり返したりキーボードの上を歩いたりしてミズキの仕事を台無しにするんだと思います。/イラストコレクションママのきづかい DP エントリーパック '08 (2007/11)
バッグの中にコッソリ入れてくれてるのは「きずぐすり」なんですが、ハイテク感があっていかにもクスリ然としたデザインではないので、絵としてはわかりづらいですね。/イラストコレクションシロナの想い DP「怒りの神殿」(2008/3)
シロナを描くときに気をつけているのは、とにかく美しくということですね。背景の場所は確かポケモンリーグで、バッジを集めてやってきた主人公を、調子乗ってんじゃないわよと迎え撃っているところだと思います。/イラストコレクションロトム DPギフトボックス(2008/11)
お化け屋敷でロトムが古い家電でイタズラしているイメージです。会社の近くの鰻屋の座敷にいい感じの黒電話があって、作画の参考にしました。/アートコレクション
多くが最終的にアナログ線画を用いない描き方になっている。「黒電話」わかりますか?
フルアートカード
ポケモンカードの「SR(スーパーレア)」枠としてフルアートでトレーナーズのカードが初めて登場したのが シリーズBW「レッドコレクション」(2011/07)の「N」だ。
その後様々なイラストレーターによって魅力的な人物フルアートカードがSRとして封入され、良くも悪くも以後のパック開封の目玉のひとつになっている。あくまでポケモン推しなバランスは保ちつつも、人物キャラクター人気需要に応える方向性へ舵を切り始めた契機と言える。いわばスマホアプリ「ポケモンマスターズEX」などの源流だ。
XY「サカキ」(2014/03)、久々のプロモーションカード「レッドのピカチュウ」(2018/08)を最後にポケモンカードの新規描き下ろしは途絶えている。
こんなコメントもある。
フラダリ XY「ワイルドブレイズ」(2014/3)
フラダリは、いわゆる非常にインパクトのある容姿をされている方なのですが、カッコよく描くとカッコイイということを見せたくてカッコよくきました。/イラストコレクション
— 杉森 建 (@SUPER_32X) July 23, 2020
新しい記事楽しみに待ってます!
返信削除この記事を読んでいて、「第一屋製パン」が展開する「ポケモンパン」シリーズ(1998.6〜)のデコキャラシールのデザインに、杉森氏のイラストがどの程度関わっているのか、ふと気になりました。最近のものは全く買っていないのでうろ覚えで語っていますが、アニメ準拠のものが多かったように思います。
返信削除ついでに、ホームページを確認したところ、現在(2023.2)の時点で「第196弾」まであるそうで(しかも歴代シールがすべてデジタルアーカイブ化されていました…! 並々ならぬ同社のポケモンパン愛を思わす感じてしまいました…)、それぞれのシールを見比べてみればできそうですが、果てしない作業になりそうですね。この記事を読んでいて、「第一屋製パン」が展開する「ポケモンパン」シリーズ(1998.6〜)のデコキャラシールのデザインに、杉森氏のイラストがどの程度関わっているのか、ふと気になりました。最近のものは全く買っていないのでうろ覚えで語っていますが、アニメ準拠のものが多かったように思います。
ついでに、ホームページを確認したところ、現在(2023.2)の時点で「第196弾」まであるそうで(しかも歴代シールがすべてデジタルアーカイブ化されていました…! 並々ならぬ同社のポケモンパン愛を思わす感じてしまいました…)、それぞれのシールを見比べてみればできそうですが、果てしない作業になりそうですね。ご参考までにURLを以下に掲載しておきます。何かのお役に立てればと思います。
https://www.daiichipan.co.jp/decochar/
ご紹介ありがとうございます。
削除シールの性質上杉森氏のイラストは少なそうな印象があります。
デコキャラシールも歴史が深く、掘り甲斐のあるシリーズですよね。
「息子よ」のTVCMソングが大好きです。
誤ったコピペをしてしまいました…。
返信削除悪文、失礼いたしました。
はじめまして。
返信削除知性とパワーの詰まった記事に感動しております。
「杉森氏の描いたカントー地方ジムリーダー(+ワタル)の変遷」の画像が二次創作向けの素晴らしい資料となるので、ツイッターで紹介・拡大して二次利用してよいでしょうか?
特に「ポケモンひけるかな」のナツメの睫毛の長さ(おそらくロングマスカラ等のアイメイクをしている)とリップメイクが明確にわかる、貴重も貴重な資料です。
初対面なのに失礼かもしれませんが、ご了承頂けるなら幸いです。
遅い返答で申し訳有りません。
削除URL含めてご紹介していただけるのは構いませんが、画像のみの転載は避けていただけると助かります。
古の二次創作オタクとしても、ジムリーダーのカードイラストは当時貴重な資料だったので集めて今まで手元に残しておりました。
ご許可とご返信ありがとうございます。こちらこそお礼の言葉が遅くなりまして申し訳ございません。
削除貴重な資料を集めるのみならず、丁寧かつわかりやすいレイアウトで公開していただけることに感謝しております。
管理人のポケモン愛が伝わってくる
返信削除凄く詳しい記事で感動しました!
返信削除ポケモンカードダスの初代は杉森さんのイラストとどこかで見た事があるのですが本当でしょうか??
スターターデッキのナツメのゲンガーは描き下ろしイラストではないんですかね?
返信削除