2018年12月14日金曜日

アローラたかさ図鑑 p40-41解説 かせき


基本はORASたかさ比べに準拠。

ユレイドルは公式絵ポーズでのたかさを1.5m程度で描画されていたが、首の角度や触手の位置で計測が難しすぎるので、頭をまっすぐ立てた全高とした。頭のサイズのボリューム的にも誤差は小さいはずだ。ただし進化前リリーラと共に首は自在に伸び縮みするので、描写する際はそこまで正確な首の長さを気にしないで良いだろう。頭や足のサイズ感の参考にしていただければと思う。

プテラ1.8mの着地時全高サイズはピカブイでも検証済み。

アローラたかさ図鑑 p38-39解説 たかさ最大のポケモン


アローラたかさ図鑑 p36-37解説 すいちゅう その3


アローラたかさ図鑑 p34-35解説 すいちゅう その2


アローラたかさ図鑑 p32-33解説 すいちゅう その1

p32 淡水棲に近そうなものを集めた

ORASよりコイキング0.9mは口吻〜尾端までの全長。♂はひげが黄色いが♀は白い。


ギャラドス 6.5mは横に伸ばした全長とした。これは議論の余地があると思う。そもそもの蛇系の解釈が、横に伸ばして口先〜尾(一般的な全長)までと、縦に伸ばして頭頂〜尾まで(たかさ独自計測方法)の二種混在している。たかさの数値はデザイン的な都合(例えば首の角度が自然な方)でそれらを使い分けているように考えられる。上図はゲームフリークスタッフによる最古のたかさ比較図と思われるポケットモンスター図鑑(アスペクト発行)の図解だが、ここでは一貫して縦に伸ばしている。ギャラドスも頭部直後の関節が直角についているようなデザインだったが、XYで登場したメガギャラドスがおなじ長さの6.5mであることにより、横に伸ばした状態が6.5mであると考えざるを得なくなっただろう。

♂はヒゲが体色と同じ青だが、♀はコイキング同様白い。メガシンカすると雌雄差はなくなり、♀側と同じ白ヒゲとなる。ただし赤いメガギャラドスの色違いに関しては♂側の赤ヒゲを引き継ぐ。ややこしい。


トサキント アズマオウ 角が雌雄で長さが異なる。角を含めない口吻までの全長とした。


アローラたかさ図鑑 p30-31解説 クモカニ


P30 虫ではあるが昆虫ではないクモは節足動物のくくりでカニと近い分類だ

ORASおおきさくらべでは イトマル・アリアドス 顎から尻までの全長。
アローラにはいないが、デンチュラは全高で描画されている。バチュルはドットがつぶれて判断できないが 等身大ぬいぐるみは全長?同じクモでも計測基準が違ってややこしい。

ではシズクモ0.3mはどちらだろう。縦に立った姿勢がデフォルトなので全高、水泡は自身の肉体ではないと判断し、接地した脚〜頭頂という解釈とした。モチーフはミズグモと思われるが、ミズグモは本来空気呼吸であり、潜水のために空気の泡を気門のある腹部に纏わせるの対し、シズクモは水の泡をヘルメットのように頭部に被っているので水呼吸らしい(そもそもクモは口で呼吸はしないが)。

オニシズクモ1.8mも判断が難しいが、脚の関節(膝?)までとした。これはメタグロスと同様の計測方法になる。脚の関節部分が水泡なのかもしれないが、公式絵や3Dモデルでは顔のようには中が透けておらず正確な関節位置がわからないので、球体もたかさに含めた。
ぬし個体の数値は真偽不明のネット上の情報しか存在しないので推定3.1mとした。


当図鑑では他のむしポケや進化後と並べた時のサイズ感を考慮して 尻尾含めず0.5mとした。単純にこのデザインの尾だと含めての大きさ調整って「作画」しづらいよなという感覚とたかさ調べの経験則で判断。たかさの基準が総じてブレている以上、最低限キャラクターデザインの立場から描く時の良きヒントとしては機能してもらわないと困る。
仮に、今後コソクムシのたかさが全長であることが判明した場合は、公式モデルから計測して胴体は○mだというふたつめのヒントを添えないと絵や立体作品が作りづらいだろう。

グソクムシャ2.0m 背中の甲冑部分の最高頂点までとした。具足武者直球ネーミングで実在するグソクムシと掛け合わせてきたのは恐れ入る。


ケケンカニ1.7mはガオーレを見ると毛の先(触角?)までとされている。
マケンカニ0.6mのたかさも触角までとするのが良いだろう。

ORASではヘイガニ シザリガーも基本姿勢の全高で計測されている。

ウデッポウは口先から尾までの全長だが、ブロスターは大きくなったハサミの方を測るらしい。

アローラたかさ図鑑 p28-29解説 こんちゅう

P28 昆虫モチーフ

キャタピー0.3m、体を持ち上げたポーズで角を含めず図った高さと思われる。
ORASたかさ比べではドットが潰れるほど小さすぎて判別しづらい。自然に考えると這う姿勢での全長にも思えるが、アニメなどでは当図鑑の解釈で描かれることが多いように思う。ピカブイでもこちらの解釈で描画されていた。DPでも同解釈ととれる。
ちなみにモチーフであるところのアゲハ蝶の幼虫が持つ赤い角は「臭角」といい、危険時に伸ばして臭い匂いを放つ器官であり、目玉に見える大きな丸は眼ではなく敵を脅すだめの目玉模様である(キャタピーの眼はその大きい目玉で間違いはない)。そういった倒錯も含めてキャラクターに落とし込み愛嬌として見せているところが実にポケモンらしい。
今後もサイズがどのように描写されていくか注視したいポケモンだ。
トランセル 0.7m 全長とした。
バタフリー 1.1m 足の先から翅先端まで。雌雄で翅の模様に差があるがたかさは同じ。

アメタマ 頭頂突起まで。アメモースは目玉模様の翅や足の翅は含めず腹から頭頂突起まで。ORASおおきさくらべより判断。こちらの翅の目玉は威嚇用の模様だ。

メラルバ1.1m全長、ウルガモス全高1.6m バタフリー形式で翅まで含める。

アゴジムシ0.4m デンヂムシ0.5m クワガノン1.5m 全長解釈 経験則

アブリー0.1m アブリボン0.2m 足〜触角まで 経験則

ラランテス0.9m頭頂まで。みんなの物語のラフレシアとの対比から。
むしタイプでも、タマゴむしグループでもないが、ストライクと並べたかった。ハナカマキリならぬカマキリ花。
ぬしラランテスは攻略サイトなどに描かれているソース不明ののものは無視してアニメサイズに合わせた。

はじめに

このブログについて ポケットモンスターシリーズの世界観について、1人のファンが非公式に考えたことをまとめていくブログです。自身の意見の全容がわかるように置いておくのが開設理由です。 主に オリジナル である ゲーム (株式会社ゲームフリーク開発の本編) を中心 に、派生ゲ...