2999年1月1日火曜日

はじめに

このブログについて


ポケットモンスターシリーズの世界観について、1人のファンが非公式に考えたことをまとめていくブログです。自身の意見の全容がわかるように置いておくのが開設理由です。

主にオリジナルであるゲーム(株式会社ゲームフリーク開発の本編)を中心に、派生ゲームやTVアニメ、映画から得られる情報などを補足とし、考察していきます。

元来は趣味の二次創作活動において、より原作に忠実なポケモンの生態描写などを心がけるために始めた考察の習慣ですが、現在はほぼそれ自体がメインです。
2018年時点では、ポケモン図鑑記載の"たかさ"に最もフォーカスしています。

2020年、PokemonHOMEに最新世代までのたかさ比べが復活したため、グリッドをひいてまとめました。



こちらの動画はORASの図鑑のたかさくらべ機能を編集したもので、フォルムチェンジやメガシンカ前後が比較できないので、複数回収録したものをつなぎあわせました。
他のファンの創作資料などに役立てれば幸いです。メガハッサム入れ忘れ補完



書き手について

たかさおじさん」若しくは「 生㌔P (いきろっぴ)」という名前で活動しています。
生㌔Pは、ニコニコ動画にVOCALOID曲を投稿していた時期に、動画視聴者につけていただいた名前です。生㌔P名義で『ポケモン20thを祝いつくす動画』を企画し投稿し終えた後は、たかさ考察の活動に専念するつもりでTwitterでの名前をたかさおじさんに変えました。どちらで呼んで頂いても構いません。

初めてプレイしたポケモンは緑で、以降の本編シリーズは全タイトル一通りやっています。ストーリークリアのみならず、やりこみ要素はできるだけ手を出しています。通信対戦はダイヤモンドパール以降は就労などもあり自分では徐々に遠ざかりましたが、ゲーム要素における要として重要視しています。

PokemonGOはトレーナーレベル40、フィールドテストから参加し、ポケモンが全種登場するまで長期的に運営を支えたい重課金ユーザーです。

タイトル「インドぞうを深追いするな」について


インドぞう」をポケモン考察における難解さの象徴として多用しています。

ポケモンの世界観考察において出口のない泥沼にはまりがちな例として、根拠にメタな話を混在させる、というものがあります。例えばゲームバランス上の能力の数値と図鑑説明上にある破壊力や移動速度を関連付けてしまう(さらに移動時の最高到達速度と、戦闘時のすばしっこさの混同)、アニメオリジナルの設定をゲームの世界観に適応してしまう、キャラクターデザインのモチーフとなった生物の生態をポケモンの特徴に加えてしまうなど。それぞれは別個の情報であり、混ぜて話をすすめるとトンデモ考察になりやすいと感じています。メタレベルを超えて参考にする場合は前置きをしたり、仮説に対する補強程度にとどめるなど自制が必要と考えます。

初代赤緑(FRLG・サン)の図鑑文章にインドぞうとうきょうタワーが登場するが、ポケモンの世界は現実の世界と同じ地球上のできごとなのか、ポケモンは実在動物と食物連鎖のサイクルを一にしているのか…実在動物である"インドぞう"がいる世界なのか…。インドぞうは世界観の前提が揺らぐ強烈なインパクトを残した、いわば象徴です。

メタな話はしないというわけではなく、今しているのがストーリー劇中の世界観の話なのか、プレイヤーの住む現実世界の話なのか、はたまた開発者によるゲーム性をもたせるための調整や演出の話なのか、しっかり区別した上で話を進めたいという自戒の言葉が、「インドぞうを深追いするな」です。



このブログでは、インドぞう・実在動物を以下のように扱います。

開発のベースとなる背景として、「インドぞうはかつて関東地方の動物園にやってきてブームとなった巨大な陸上生物、ポケモン図鑑のアイディアの元である昭和時代の怪獣図鑑にも度々登場し、怪獣の強さや大きさの比較となる指数となっていた歴史がある。そうしたバックボーンでゴースのガスやライチュウの電撃の威力をしめす相手として描かれた」

「初代ポケモン赤緑の開発当初は実在動物とポケモンは共存していた設定だったが(初期のポケモン絵本などで実在動物と交流する様子が描かれている)、アニメでは人とポケモンのみが生きる世界として描いた。以降のゲームでも実在動物はいない惑星とされ、インドぞうは図鑑文章のみに書かれたメタな存在となった。」

「初期アニメのシリーズ構成・首藤剛志さんのコラムでお蔵入りになった没シナリオを紹介し"ポケモン以外の実在動物に関する記憶が消えている"設定を考えていたことが明かされた。それらがゲーム含めたポケモン世界観の裏設定という都市伝説として伝播していったが、実際は正規に採用されていない1個人の二次創作のひとつに過ぎないものとして扱う。」

当ブログ内の文章中にインドぞうに触れる、インドぞうを深追いする、インドぞう案件などの言葉が出た場合は、純なゲーム世界観の考察から外れてしまいそうになる要素、考察をスムーズに進めるためあえて無視する部分 などのニュアンスで受け取って下さい。


「ゲームの中を冒険していたのに、いつのまにかバトルのライバルは現実の友達だった」
「同一の個体をゲームの中でも連れ歩き、ゲームの外でもポケウォーカー(万歩計)にいれて連れ歩き」
「PokemonGOのARによって、インドぞうとライチュウの2ショットが撮影可能に」
というメタを超えたときのセンス・オブ・ワンダーはポケモンの魅力でもあります。
それをより理解するためにも、メタの意識を常に忘れぬよう、ブログタイトルにインドぞうをかかげています。


*2018/01/19更新

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